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中島健人「ここさけ」撮影現場で芳根京子、石井杏奈、寛一郎との共演に「感謝」

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「心が叫びたがってるんだ。」

「心が叫びたがってるんだ。」

Sexy Zone中島健人が主演を務める「心が叫びたがってるんだ。」の撮影現場を映画ナタリーが取材した。

本作は、長井龍雪が監督を務めた劇場アニメーションを「君に届け」の熊澤尚人が実写化した青春群像劇。埼玉・秩父を舞台に、ミュージカル制作を通して成長していく高校生たちの姿を描き出す。中島が他人と本音で向き合うことができない少年・坂上拓実、芳根京子が拓実のクラスメイトで言葉を発しない少女・成瀬順を演じる。

ほとんどのシーンを原作の舞台でもある秩父で撮影し、4月23日にクランクアップを迎えた本作。取材当日も秩父の大慈寺で撮影が行われ、中島と芳根のほか、石井杏奈E-girls)、寛一郎が参加した。

取材陣を見つけた中島はしっかりとお辞儀をしたあと、自分が手に持った小道具の紙袋を高く掲げアピールするなど楽しげな様子を見せる。そんな中島だが「大人気のアニメが原作なので、最初はプレッシャーがすごくありました」とオファーを受けた当時を振り返る。続けて「そのプレッシャーを味方にしたいとも思ったし、なんとかファンの皆さんの期待に応えたい。新しい『ここさけ』ファンを僕たちで作っていけたらいいなって、オファーの瞬間に思いましたね」と心意気を示す。

約50人のエキストラが集められたこの日は、縁日のシーンが撮影された。スタッフがエキストラに細かく指示を出している間、4人は楽しげに談笑したり、じゃれ合ったりしており、チームワークができあがっている雰囲気。芳根が「秩父で過ごす時間が多い分、私たちの距離もどんどん近付いているなと思います」と明かすと、石井は「かんちゃん(寛一郎)は、髪が長かったですし、今と別人でした(笑)。最初は全然話せなかったんですが、今はすごく話しやすい存在になりました。健人くんは、ジェントルマン(笑)」と共演者の印象をコメント。一方、プロデューサーに座長として現場を引っ張ってくれていると称賛された中島は「言葉が人に衝撃を与えるという深いストーリーだけに、現場が暗くなっちゃったら嫌だなと思っていたんです。でも僕ががんばってコミュニケーションを取るまでもなく、3人が明るくて。いつの間にか僕がみんなに包まれていた感じでしたね」と述べ、現場の居心地のよさを語る。

実際の祭でも使用されている屋台を利用するなど、ロケ地を中心に現場作りにこだわった本作。芳根は「空気って大事だなって思います。撮影中に周りを見ると、山に囲まれていて、空気が気持ちよくて緑が多い。そんな場所にいるだけで、ここで育ったという感覚を直に感じられるので。場所って大事だな、ロケっていいなあって改めて思いました」としみじみ。また「私たち4人でしかできない新しい作品として作っていかないといけない。役作りはできるだけ考えずに現場にいてみようかなって思っています」と意欲を見せる。

寛一郎は「4人のキャラクターはみんなバラバラで、みんな別々の“叫びたがっていること”があります。群像劇でもあるので、観た方はきっと、登場人物の誰かに共感してもらえると思う。誰もが観やすい映画になるんじゃないかなと思います」と作品の魅力をアピール。中島も「この作品の主人公は僕だけではなく、この4人だと思っています。お互いを支え合いながら楽しく作っていける環境に感謝していますし、その楽しさはきっと映像にも表れるんじゃないでしょうか」と期待を寄せた。

「心が叫びたがってるんだ。」は、7月22日より全国ロードショー。

(c)2017映画「心が叫びたがってるんだ。」製作委員会 (c)超平和バスターズ

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